成人式の振袖をお仕立てしました👘
先日、成人式の振袖をお仕立てさせていただきました。
なんとこの着物、染色作家のお母様が手染めされた糸で織られた生地なんです!
染色家のお母様は、宇部の赤間硯の製作過程で廃棄される赤間石の石粉や、石炭採掘跡に廃棄された石炭を再利用して生地を染められたそうです。現在注目されているSDGsですね。
赤間硯とは……
山口県下関市や宇部市周辺で作られている「すずり」です。赤間石という硯に適した石が原材料で、赤間硯を用いれば 墨を細かく磨く事ができ 発色も伸びも良い墨汁ができると 評されてます。
成人するお嬢様や未来ある若者に、地元の歴史や伝統を知ることによって 生まれ育った地域に誇りに思って、これからの人生を歩んで欲しいと願っているそうです。
※写真、新聞記事は掲載許可いただいております。
Comments