試験について
こんにちは。
国家試験に着装試験……勝矢和裁も試験シーズンに突入しました。
和裁の試験というのがどういうものか、みなさんには想像がつきますでしょうか?
ここで、唐突ではありますが、去年の10月に行われた社内試験の様子を振り返ってみましょう。

勝矢和裁では毎年9月頃と3月頃に社内試験を実施しています。
入社1年目の社員から10年以上のベテランまで、全員が受験します。ただし、経験年数によって、縫う物の種類、範囲が異なります。

普段の仕事場では、仕事の相談や、少々の談笑など、色々な声が交わされていますが、試験の時はもちろん皆、無言で、緊張感のある場です。

試験終了後、縫ったものを幹部の方々に評価していただき、「評価表」を受け取ります。

普段のお仕事では、検品の際にコメントを頂く事はあっても、ここまで細かく評価して頂く機会はなかなか無いので、とても参考になります。
去年の数値と比べてみる事で、自分の成長も実感できますね。
ここで、去年初めて社内試験を受けられた方の感想を聞いてみましょう。
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入社1年目の高橋です! 今回、私は初めて社内試験を受けさせていただきました。 試験内容は、浴衣 (片袖・居敷当付け〜完成)です。 当初は長襦袢の予定でしたが、前日に浴衣に変更になり、試験を受けることに不安と焦りとでいっぱいでした。 試験当日は、いつもとは違う雰囲気に緊張しましたが、事前に先輩から沢山アドバイスを頂いたこと、今までやってきたことに自信をもって落ち着いて行うことが出来ました。また、時間内に完成させることができ、自分の成長も感じることが出来ました。 今後も沢山の知識や技術を身につけ、先輩達のように素敵な和裁士になれるよう頑張っていきます(*^_^*)!
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社内試験をクリアした新入社員は、この冬、国家技能検定3級を受験します。社内試験での経験を活かして、自分の実力をしっかり発揮してほしいですね。