和裁士紹介
日本トップクラスの和裁をご指名ください。 ご相談から納品まで担当します。
着物を着たときの所作も、仕事もキレイに。 見た目の美しさは心から。
仕立てのみお
この道10年。受賞歴多数。 プロ意識を持ち続け、もっと上をめざす。
着物はアート! 仕事はハート! 絵も着物の仕上りも美しく。
仕立てのまお
広島県出身・2013年入社
資格/
国家技能検定2級
人の手で縫われた着物には、温かみがあります。
会社では反物から着物を仕立てていますが、私が持っている着物は中古が多いです。和裁士になってから、着物がどのように縫われているのかが気になるので、中古品を購入して縫い目や縫い方を見て勉強しています。 たまに縫い目が大きいものもありますが、それは昔の女性は自分で着物を縫っていたからなんですよね。そのような着物はとても温かみを感じます。そんなつくり手の思いを読み取れるのも和裁士ならではの感性かもしれませんね。
基本は「まっすぐキレイに縫う」こと。当たり前のようですがけっこう難しいんです。心の乱れが運針に出てしまうので、落ち着いて作業にかかるよう心がけています。
仕立てのみお
20代30代の和裁士も活躍しています!
山口県出身・2007年入社
資格/
国家技能検定1級、東京商工会議所検定1級
受賞歴/
第28回技能グランプリ2位、第48回全国和裁技能コンクール優勝
※国家技能検定1級を取得し、弊社内での厳選した試験に合格した和裁士。
たくさんいる職人の中でも着物を手で縫う和裁士は、年配の方がされているイメージがあるかと思いますが、私たちのほとんどは新卒で入社し、一から手縫いの技能を習得して和裁士になりました。一年目で浴衣や長襦袢が縫えるようになり、20代前半で一枚の反物から自分の手で着物に仕立てられるようになるんですよ。
和裁士として15年やってきたことで腕に自信が持てるようになりました。当社はみんな仲が良く、プロ意識が高いので、この中で子育てしながらもっと腕を磨いていきたいです。私の着物を直して子どもに着せようと思っています。
仕立てのハマナ
着物を着て、美術館に行くのが好きです。
広島県出身・2010年入社
資格/
国家技能検定1級
受賞歴/
第32回技能グランプリ3位
この着物は当社で毎年4月に開催する「和sai祭」で購入しました。じつは子供サイズなんですが、黒猫がいるのが気に入ったので自分で身幅を直して着ています。帯は家にあった母か祖母のものを合わせました。
猫などポピュラーな動物のほかにも、鳥獣戯画など浮世絵や日本画に用いられる生き物が浴衣や着物の柄によく使われているんですよ。私は絵を描くことが好きなので、着物の柄にはとても興味があります。そして、休日には自分で着付けをしてひろしま美術館や県立美術館に行きます。広島の縮景園や倉敷の街並みに着物ってとてもよく合うのでおすすめですよ。
和裁で得意なのは「衿とじ」。縫込みが浮かないように仕上げると着た時に衿元が美しくまります。この三年くらいでマスターできるようになりました。
仕立てのかなこ
広島県出身・2010年入社
資格/
国家技能検定1級
日本の伝統文化を担っている和裁士。
私もその一人であり続けたい。
もともと日本の伝統文化が好きで、宮大工など職人を取り上げる番組をよく観ていました。時計の修理ができる祖父に「手に職をつけろ」と言われていたこともあり、伝統文化を受け継ぐ職のひとつである和裁士になりました。
お手本となる先輩がおり、その先輩が縫い上げた着物がハンガーにかかった瞬間、生まれ変わったように美しくなり、「わ、キレイ!」って見とれてしまいます。しかも針を持つ姿が優雅で仕事も速い。人としても素晴らしい。早く先輩に追いつきたいからがんばれます。今は後輩の指導をする立場になったので、先輩に教えてもらったことを後輩に伝えることで、大好きな着物と和裁士という日本の文化と職を継承していきたいです。