表も裏も着物地で?!
表も裏も着物を洗い張りした生地で、道行コートをお仕立てしました🪡


羽裏として使用した着物生地は、本当はこの生地を表のコートにするために洗い張りでお持ち頂いた着物。
コートにしたかったけど、裄が短いのが気になり、かといって裄にハギを入れて表にハギがでるのも…と断念😖😖
そのまま箪笥に反物で置いていて、もったいないなぁ…と考えた末、
そうだ!コートの裏にすれば、裄ハギも見えない‼️
と再度、今度は裏地としてコートに!と表生地と共に持ち込み頂いたんです✨
表地のつりあいが悪い生地でしたが、バキュームアイロンをかけて生地の布目を整えました☺️
特に紬の生地などは、耳(反物の両端)部分がつっぱっていることも多いので、とても大事な工程です。

裏のハギの様子!
表からは全く分かりませんが、肩巾も袖巾もハギをしています。
布幅が狭い反物は、自分の希望寸法に仕立てる事が難しいと思いがちですが、このように接ぎ合わせる事でお仕立てが可能になります。
表も裏も、ご希望にそえるようにじっくりとプロ和裁士がご相談に応じさせて頂きます!
お気に入りのものはあきらめず勝矢和裁にぜひ1度ご相談下さいね💕
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